6月30日 |
ダイヤモンドバックスが脅威の追い上げ・・・2位に迫る! |
開幕から両エースの故障や不振でしばらく低迷していたダイヤモンドバックスがここ2週間、怒涛の追い上げを見せている。12連勝で、2位のドジャースにも0.5ゲーム差。すごい勢いだ。
この日のロッキーズ戦に先発したのはエルマー・デセンス。6回にグレッグ・ノートンのタイムリーで先制を許すが、その裏、ルイス・ゴンザレスなどのホームランで同点に追いついた。その後再び1点を取られ、7回にバイエガのタイムリーで追いつき4-4.シーソーゲームになったが、この後両チームとも点が入らず、延長12回に、この試合ここまで4安打のケイタのタイムリーで勝ち越しに成功すると再びゴンザレスのホームランが飛び出し、ダイヤモンドバックスが8-7で勝利した。
|
松井が初めて週間MVPに選出される |
ヤンキースで活躍している松井秀喜外野手は、ついに、週間MVPに選出された。この1週間で松井は8試合に出場して14安打14打点。打率5割、2本塁打とすばらしい成績を収めた。メッツ戦では今季2本目の満塁ホームランも放った。アメリカンリーグの週間MVP候補にはアスレチックスのエリック・バーンズ、ヤンキースのマリアーノ・リベラ、ジェイソン・ジアンビなどが挙がっていた。
ナショナルリーグでは、カージナルスのジム・エドモンズ外野手が選出された。エドモンズは今週14打点、5本塁打の大暴れ。受賞は今季2回目だ。ナショナルリーグの候補者はカージナルスのボー・ハートやブリュワーズのスコット・ポドセニクらが挙がっていた。
|
日本人選手情報 |
松井 |
オリオールズ戦4打数無安打1打点 |
内野ゴロで打点1も無安打で打率は.300に |
イチロー |
アスレチックス戦4打数無安打0打点 |
このところ、ヒットが出ない。 |
6月28日 |
レッドソックス最強の攻撃 1回1アウトも取られずに10点挙げる |
インターリーグの試合で、レッドソックスは同地区のマーリンズと対戦。初回に1死も取られないまま10点を奪うメジャー記録の猛攻で、25-8という驚異的スコアで勝利した。マーリンズの先発パバーノは1死も奪うことができずにノックアウトされた。
レッドソックス先発の金は初回にマーリンズに1点を先制されるが、その裏、レッドソックスの猛攻が始まった。1番ジョニー・デーモンの二塁打と2番トッド・ウォーカーのタイムリーですぐに同点に追いつき、さらにガルシアパーラが再び二塁打、4番ラミレスのホームランで4点目を叩き出した。ところがレッドソックスの攻撃はとどまるところを知らず、デビッド・オーティス、ケビン・ミラーの連打でさらに1点を追加。初回に6連打を浴びたパバーノをマウンドから引き摺り下ろした。さらに2番手テヘラからも5点を奪い、この回14点。1死も取られずに10点を取るというメジャー記録を打ち立てた。レッドソックスはこの試合、最終的に28安打を放ち25点を挙げるというすさまじい攻撃だった。
しかし、レッドソックスは翌日、同じくマーリンズ戦で7点差をひっくり返され、逆転負けした。このとき、皇帝は思ったのです・・・。何点とっても、勝ちは勝ちだし、負けは負け。何点とっても、意味ないじゃ〜ん。お客さんはうれしかったでしょうけど。こんなに点取っていたら、退屈になる。ついでに、ジョニー・デーモンはこの試合で1イニング3安打という珍しい記録を達成した。
|
エンゼルス指名打者のフルマーが右膝の手術 |
先日のゲームで右膝を負傷したエンゼルスのブラッド・フルマーが故障箇所の手術に踏み切ることが決まった。今季の復帰は絶望的。
診断の結果、フルマーは右ひざのケンを断裂していることが発覚。手術が決まった。エンゼルスは指名打者にショーン・ウッテンとジェフ・ダバノンを併用する方針。フルマーはエンゼルスの指名打者として昨季は打率.289、59打点、19本塁打の成績でワールドチャンピオンにも貢献した。今シーズンもここまで打率.306、35打点フルマーの負傷はチームにとって大きなダメージとなる。
今シーズンのエンゼルスは首位に12.5ゲーム差の3位。昨年のような後半の猛撃は期待できるのだろうか。
|
日本人選手情報 |
松井 |
メッツ戦4打数2安打2打点 |
サブウェイ・シリーズでタイムリー含む活躍 |
イチロー |
パドレス戦5打数1安打0打点 |
昨日に続き1安打で打率は.350切る |
新庄 |
ヤンキース戦3打数2安打0打点 |
久々の2安打で打率は.192まで回復!? |