6月20日 |
注目の同都市対決2カード始まる! |
インターリーグ後半戦が始まり、注目の同都市2カードが開幕した。1つは大都市を二分して行われるヤンキース×メッツの通称サブウェイ(地下鉄)シリーズ。もうひとつは"ウィンディーシティー"シカゴで繰り広げられるホワイトソックス×カブス。第一ラウンドはヤンキース、ホワイトソックスがそれぞれのゲームを制した。
まず、シェイ・スタジアムで行われたヤンキース×メッツの試合はジーター、ソリアーノのホームランなどでヤンキースが5対0と快勝した。ヤンキース先発のアンディ・ペティットは7回まで5安打、2四球、8奪三振の好投。そのあともハモンド、アンダーソン、リベラという継投でメッツ打線を完封した。ヤンキースの打線は3回にソリアーノがメッツ先発のトラクセルから今季19号ホームラン、続くジーターもホームランを放ち二者連続アーチで先制。8回、9回にもジアンビのホームランなどで追加点を奪った。
一方、リグレー・フィールドで行われたカブス×ホワイトソックスの試合は初回の猛攻でホワイトソックスが12対3で圧勝した。
ホワイトソックスは初回から主砲マグリオ・オルドニエスのタイムリーなどで猛攻。押し出しで1点を加えた後、アーロン・ローワンドの満塁ホームランでこの回一挙6点を奪った。ホワイトソックスは2回、4回にも得点を重ね、終わってみれば12対3というスコアだった。
|
日本人選手情報 |
イチロー |
パドレス戦5打数3安打 |
連続試合安打は16に |
新庄 |
ヤンキース戦3打数1安打 |
松井との初対決で久々のヒット、守備では美技も披露 |
松井 |
メッツ戦4打数1安打 |
新庄との初対決。 |
野茂 |
エンゼルス戦7回1/3を2失点 |
粘投で今季8勝目をマーク |
6月17日 |
フィリーズ新球場の名称は「シチズンズバンク・パーク」に決定 |
2004年から開場するフィリーズの新球場の名称が「シチズンズバンク・パーク」に決定した。「シチズンズバンクはアメリカの大手銀行。25年間で5750万ドルの契約をフィリーズと結んだ。同銀行はスポンサー料もフィリーズに払うことになっている。
※シチズンズバンク・ボールパーク・・・ベテランズ・スタジアムに代わり、2004年にフィラデルフィアのダウンタウンにオープンする新球場。総工費は4600万ドルで、43000人収容。フィリーズは新球場のオープンとともに、がんばってほしい。
シチズンズバンク・パークの上空写真はこちら(公式サイトより)
|
日本人選手情報 |
イチロー |
エンゼルス戦4打数4安打2打点 |
大爆発で2打席連続アーチ、打率はリーグ2位に浮上 |
新庄 |
マーリンズ戦守備固めのみ |
9回守備固めで打席なし |
松井 |
デビルレイズ戦5打数1安打0打点
デビルレイズ戦3打数1安打0打点 |
自身メジャー初のダブルヘッダー、
1試合目は打率.290に上げるも2試合目でダウン |
長谷川 |
エンゼルス戦1回無失点 |
9回を打者4人で抑える |
6月16日 |
マリナーズのオルルドが2000本安打を達成 |
マリナーズのジョン・オルルド一塁手が、エンゼルス戦の4回に2ランホームランを放ち、自身の通算安打数を「2000」とした。マリナーズはマイク・キャメロンの2本塁打、イチローの12試合連続の安打などで6-3と快勝した。
16日にセーフコフィールドで行われた試合で、ジョン・オルルド一塁手は4回の第2打席、エンゼルス先発のラッキーから3-3の同点となる2ランホームランをライトに放った。これが自己通算2000本目の安打となるホームランで、オルルドは2000本安打の感想について「年をとったものだ」なんて話した。
オルルドは1988年にマイナーを経ずにメジャーに昇格。93年には首位打者を獲得した。守備のときでもヘルメットをかぶっているのがトレードマーク。2000年にマリナーズに移籍し、ゴールドグラブ賞も受賞した。
試合のほうはマリナーズ先発のピネイロが不調。初回にエンゼルスに3点を与えるが、4回にマリナーズが反撃。ブーンがヒットで出塁した後内野ゴロで生還、その後のオルルドのホームランで同点とした。同点の6回にマイク・キャメロンがホームランを放ちマリナーズが勝ち越し、8回にもキャメロンがダメ押しの2打席連続ホームラン、最後は故障中の佐々木に代わってローズがピシャリと抑えた。
|
両リーグの週間MVPを発表 |
メジャーリーグは第11週の週間MVPを発表した。
アメリカンリーグは自身通算300勝と4000奪三振の偉業を同時に達成したロジャー・クレメンス投手、ナショナルリーグは打率.556、7打点を挙げたレッズのアーロン・ブーン内野手をそれぞれ選出した。また、11日のヤンキース戦でノーヒッターを達成したアストロズの6投手には特別賞が贈られた。その他の週間MVP候補にはアメリカンリーグで同じくヤンキースの松井、マリアーノ・リベラ、オリオールズのジェイ・ギボンズ、ツインズのコーリー・コスキーらが挙がっていた。ナショナルリーグはマーリンズのデレク・リー、ドジャースのエリック・ギャにエーらが候補に挙がっていた。
|
日本人選手情報 |
イチロー |
エンゼルス戦4打数1安打0打点 |
12試合連続安打を放つ |
新庄 |
マーリンズ戦4打数0安打0打点 |
久々に先発出場も大不振でついに打率2割切る |