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メジャーリーグのニュース。ほぼ毎日更新しています。

 ニュース(2003年6月) <<--BACK  NEXT-->>
6月15日
野茂、7回1失点の好投で7勝目、防御率はリーグ3位に浮上
ドジャースの野茂英雄投手がインディアンス戦に先発。7回を投げて1失点に抑える好投を見せ、今季7勝目を挙げた。

 先発した野茂は、3回に1点を失ったものの、そのほかは快調そのもの。結局7回を投げて被安打2、投球数102、与四球1、8奪三振だった。ここまでのもの登板試合では沈黙していた打線も好投している野茂を援護。1回にジョーダンのタイムリーで先制すると6回のも相手のエラーで得点、7回にもグリーンのタイムリーで2点と、効果的に点を重ねた。最後は守護神エリック・ギャニエーがきっちりと抑え、ドジャースが4-3で勝っている。

日本人選手情報
松井 カージナルス戦3打数2安打1打点
イチロー ブレーブス戦4打数2安打0打点 マダックスとの初対戦で2安打&3盗塁決める
長谷川 ブレーブス戦0回2/3を0失点 安打1本許すも無失点に
野茂 インディアンス戦7回1失点 詳しくは上(↑)を見てね。
新庄 エンゼルス戦3打数無安打0打点

6月14日
カブスが初回の3点でブルージェイズに快勝
カブスはインターリーグでブルージェイズと対戦。初回に3点を奪い4-2で勝利、ブルージェイズの連勝をストップさせた。

 カブスは初回、ブルージェイズ先発のダグ・デービスから速攻で3点を奪った。まず、1死1、2塁からモイセス・アルーの三塁打で2人の走者が生還、さらに中継プレーの乱れもあってアルーも生還、一挙に3点を奪った。
 カブスの先発は今季ここまで7勝のマーク・プライアー。ブルージェイズ打線を5回2/3を投げて2失点に抑える好投を見せ、その後を受けたリリーフ陣もフォーンズワース、レムリンガー、アルフォンセカ、グリボウスキが好リリーフ。中地区の首位をキープした。
日本人選手情報
松井 カージナルス戦4打数2安打4打点 絶好調、先制の三点タイムリーも放つ
イチロー ブレーブス戦3打数2安打0打点 盗塁も決めるが、チームは敗れる
新庄 エンゼルス戦出場機会なし

6月13日
ロジャー・クレメンスが300勝&4000奪三振を同時達成!!!!
メジャーリーグの歴史にまたひとつ新たな伝説が加えられた。
ヤンキースのロジャー・クレメンス投手がカージナルスとの試合で勝利投手になり、史上21人目の通算400勝を達成した。また、この試合の2回には通算4000奪三振も達成しており、まさにメモリアル・ゲームとなった。

 超満員の観客が見守る中、まず2回に4000奪三振を達成。エドガー・レンテリア遊撃手を三振にしとめて達成した。その裏、松井の”祝砲”が飛び出した。ソロアーチで同点、その後もクレメンスは好投を続け、6回2/3を投げて2失点。その後を受けたハモンド、オスーナも好投、最後は復帰したばかりの守護神マリアーノ・リベラが抑え、その瞬間クレメンスは通算300勝を達成した。試合後クレメンスは「みんなに感謝したい。
July,13th.2003 @Yankee Stadium
300WIN&4000K
」と話した。ヤンキー・スタジアムで通算300勝が達成されるのは今回で2度目だが、ヤンキースの投手となるとクレメンスが史上初めてだ。「このスタジアムで、ヤンキースのユニフォームを着て達成できて、本当に幸運だ。」とクレメンスは話した。
 通算300勝は21人目、4000奪三振はノーラン・ライアン、スティーブ・カールトンに次いで史上3番目となる大記録だ。試合後、クレメンスは集まった40人の親戚、友人に手荒い祝福を受けていた。最終回を3人で締めたマリアーノ・リベラはオルランド・パルメイロ、ケリー・ロビンソン、ミゲル・カイロを三者凡退に押さえた。試合後リベラは「最後の2アウトはとても大変だった。すごいプレッシャーだったがクレメンスのためにアウトにしたかった。俺たちみんなにとって今日は大きな試合だったよ」と話した。
 一方で、クレメンスは今季限りの引退が確実になっており、本人も引退を明言している。クレメンスの引退によって、メジャーリーグの歴史がひとつ、幕をおろす。

日本人選手情報
松井 カージナルス戦4打数2安打1打点 6号ホームランでクレメンスの偉業を祝福
イチロー ブレーブス戦4打数1安打 この日は内野安打1本だけ
佐々木 ブレーブス戦0回1/3無失点 ワンポイントで登板し、きっちり仕事果たす
新庄 エンゼルス戦守備固めのみ 7回から守備に
大家 アスレチックス戦2回1/3を7失点 アスレチックス打線にノックアウトで早くも7敗目

6月12日
マット・ウィリアムズが引退を発表
先日ダイヤモンドバックスから戦力外通告を受け、去就が注目されていたマット・ウィリアムズ三塁手が引退を発表した。

 昨季はダイヤモンドバックスで60試合の出場にとどまり、今季もここまで44試合、打率.246、4本塁打、16打点と不振で、今月1日に戦力外通告を受けた。カブスなどに獲得の動きがあったが断念。引退を選んだ。
 ウィリアムズは強打と好手で鳴らした三塁手。86年にジャイアンツに入団。94年にはロジャー・マリスのメジャー記録を更新するペースでホームランを放ち、ストライキで打ち切りになったシーズンで43本塁打を放ちホームラン王に輝いた。97年インディアンスでプレーし、98年にダイヤモンドバックスの創立と同時に入団。チームの顔だった。

メッツ不振でフィリップスGMを解任
メッツは、今季ここまで5位に低迷しているチームの責任をとらせる形でスティーブ・フィリップスGMを解任した。同GMは2000年にチームをワールドシリーズへ導いたGMでもある。

 フィリップスGMは昨季、ロベルト・アロマー、モー・ボーン、ロジャー・セディ・ニョ、ジェロミー・バーニッツなどを加える大補強を敢行したが、チームは見事、最下位に転落。2003年もトム・グラビンなどを加えたがここまでメッツは28勝35敗の最下位。大枚をはたいてかき集めた選手も故障者が続出し、効率の悪さだけが目立ちフィリップスはその手腕を疑問視されていた。その半面、99年、2000年にはそれぞれプレーオフに進出し、2000年はヤンキースとのワールドシリーズでNY対決が注目された。うまくいかなければ解雇というメジャーの厳しい一面が垣間見えた出来事だった。

日本人選手情報
松井 アストロズ戦4打数2安打1打点 打順は6番
イチロー エクスポズ戦4打数2安打 鮮やかなバントヒット決める
新庄 レンジャーズ戦1打数無安打 守備固めで出場も打席では結果出せず
石井 タイガース戦7回2失点 好投で今季6勝目

6月11日
アストロズ、6人の投手リレーでヤンキース戦ノーヒッターの快挙
アストロズの継投
選手名 投球回 安打 失点 四球 三振
先発 ロイ・オズワルト 1.0 0 0 0 2
2番手 ピーター・ムンロ 2.2 0 0 3 2
3番手 カーク・サーロース 1.1 0 0 0 1
4番手 ブラッド・リッジ 2.0 0 0 0 2
5番手 オクタビオ・ドーテル 1.0 0 0 0 4
6番手 ビリー・ワグナー 1.0 0 0 0 2
Total 9 0 0 3 13
アストロズは、インターリーグの試合で本拠地ミニッツメイド・パークでヤンキースと対戦。1回にアストロズのエース、オズワルトがアクシデントで降板した後に計6人の投手リレーでヤンキースに対しノーヒット・ノーランを達成した。ヤンキースがノーヒッターを喫するのは1958年以来。なお、6人の継投によるノーヒッターはメジャー初の記録である。今シーズンの開幕前のエクスビジョンゲームではデビルレイズが3人の継投によりフィリーズにノーヒッターを達成している。

 アストロズの先発はエースのオズワルト。 ところが1回終了の時点でアクシデントが発生、右足の付け根を傷めたのだ。このピンチを2回からムンロが急きょ登板し、2回2/3を投げて無安打、無失点の好リリーフ。その後もアストロズは計6人の投手をマウンドに送り込み、今日はすべてのリリーフ投手が完璧な働きを見せ、迎えた9回も守護神ビリー・ワグナーがポサダ、トランメルを討ち取ってゲームセット、ノーヒットノーランとなった。このゲームでアストロズは地区首位のカブスにゲーム差0になった。ヤンキースサイドとしては、コントレラスに代わりローテーションに入ったウェーバーも6回5失点と乱調、しかもノーヒッターという1958年以来の屈辱を味わうことになった。

日本人選手情報
松井 アストロズ戦4打数無安打 アストロズの投手リレーの前に無安打
イチロー エクスポズ戦4打数2安打 好調4試合連続でマルチヒット
佐々木 右わき腹痛めDL入り 今季2度目のDLで復帰は今月中の見込み
新庄 レンジャーズ戦1打数無安打 守備固めで途中出場も1打数無安打


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