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2003年ワールドシリーズの詳細記録。

■2002年ワールドシリーズ エンゼルス×ジャイアンツ 第6戦
 BOX SCORE
Giants 0 0 0 0 3 1 1 0 0 . 5
Angels 0 0 0 0 0 0 3 3 X . 6
◆勝利:ドネリー1勝
◆敗戦:ウォーレル1勝1敗
◆本塁打:ダンストン@、ボンズC(以上SF)、スピーシオ@、アースタッド@(以上ANA)
◆二塁打:グロースB(ANA)・ロフトンA(SF)
◆三塁打:なし

BATTING
Angeles AB H RBI BB SO SB AVG.
SS David Eckstein 4 0 0 0 0 0 .308
CF Darin Erstad 3 1 1 1 0 0 .296
RF Tim Salmon 4 2 0 0 1 0 .375
(R) Nathan Haynes 0 0 0 0 0 0 .000
(RF) Ochoa 0 0 0 0 0 0 .000
LF Garret Anderson 4 1 0 0 0 0 .286
3B Troy Glaus 3 2 2 1 0 0 .417
DH Brad Fullmer 4 1 0 0 1 0 .364
1B Scott Spizio 3 1 3 1 0 0 .300
C Bengie Molina 2 0 0 0 0 0 .222
(H) Orlando Palmeiro 1 0 0 0 1 0 .250
(C) Jose Molina 0 0 0 0 0 0 .000
2B Adam Kennedy 4 2 0 0 2 0 .318
Total 32 10 6 3 5 0 .321
Giants AB H RBI BB SO SB AVG.
CF Kenny Lofton 5 2 0 0 0 2 .321
SS Rich Aurilia 4 0 0 1 2 0 .286
2B Jeff Kent 4 2 1 0 0 0 .320
LF Barry Bonds 2 1 1 2 1 0 .500
C Benito Santiago 3 0 0 1 1 0 .174
1B J.T. Snow 4 1 0 0 0 0 .333
RF Reggie Sanders 4 0 0 0 3 0 .250
3B David Bell 4 1 0 0 2 0 .350
DH Shawon Dunston 3 1 2 0 0 0 .222
(H) Goodwin 1 0 0 0 1 0 .000
Total 34 8 4 4 10 2 .296

PITCHING
Angeles S IP SO R ERA.
Appier - - 4 1/3 2 3 11.37
Rodriguez - - 2 2/3 4 2 2.35
Donnelly W - 1 2 0 0.00
Percival - S 1 2 0 0.00
Giants S IP SO R ERA.
Ortiz - - 6 1/3 2 2 10.13
Rodriguez - - 1/3 1 1 4.76
エア - - 0/3 0 0 0.00
Worrell L - 1/3 0 2 3.86
Nen - - 1 2 0 0.00
 皇帝は第6戦こそテレビ観戦する予定だったのですが、この日は野球部の1年生の大会があり、それに行っていました。

 ジャイアンツが大手をかけて臨んだ第6戦。エンゼルスは負けたら後がないという緊張感の中、必勝体制で臨んだ。
 4回までは両チーム無得点進んでいった。エンゼルスはエイピアー、ジャイアンツはオルティスの両先発は、ともに好投していた。
 均衡を破ったのはジャイアンツ。5回表に3点を挙げた。この回突然崩れたエイピアーは無念の降板。続く6、7回にもロドリゲスから1点ずつ入れ、ジャイアンツが圧倒的優位にたったと思われた。事実、7回までに5点のリードを奪った時点でロッカールームにはシャンパンなどがすでに準備されていたという。
 しかし、ここからエンゼル巣の猛追が始まった。7回裏、一死一、二塁のチャンスが巡ってくる。ジャイアンツのベンチがここで動いた。先発オルティスはロドリゲスにすべてを託し、マウンドを降りた。打席に入ったのはこの試合が始まるまで打率.294のスピーシオ。代わったばかりのロドリゲスの球を右翼席へ打ち込んだ。スピーシオのこのシリーズ初本塁打は、チームにとって価値のあるものとなった。
  エンゼルスの反撃は止まらない。8回、先頭のアースタッドが、ソロ本塁打を放つと、続きサーモンがセンター前にヒット。4番アースタッドが、レフト前を放った。―――この後、ボンズに最大の悲劇がおとずれる。6回に右翼席に一発を放ったボンズであったが、この打球をお手玉、さらに滑ってコケて、まさに最悪、走者はその間に二塁へ進んだ。無死二、三塁。ジャイアンツはたまらず守護神ネンを投入。だが、絶対的な抑えのネンも、今日のエンゼルスの勢いには勝てなかった。ネンが放ったスライダーを5番・グロースが捉え、ついに5点差を逆転。
  最終回にはエンゼルス守護神パーシバルが2三振を奪う圧巻の投球で3者凡退。エンゼルスとジャイアンツの白熱した試合は、昨年に続いて最終戦にもつれこむ。


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