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 ニュース(2003年8月) <<--BACK  NEXT-->>
8月15日
イチロー、長谷川の大活躍でマリナーズがレッドソックスに勝利。
長谷川の連続イニング無失点は「27」に伸びる
 BOX SCORE
2003/8/15 SEA-BOS @Safeco Field
RedSox 0 0 0 1 1 2 0 1 0 . 5
Mariners 0 2 1 1 0 4 0 2 X . 10

(Wマテオ(-)
(L)(-)
(HR)ラミレス(29号)以上BOS、ブーン(30号)以上SEA
アメリカンリーグ西地区の首位を走るマリナーズは14日、本拠地セーフコ・フィールドでレッドソックスと対戦。打ではイチローが今季2本目の満塁ホームランを放ち、投では長谷川が1死満塁のピンチに登板して2者連続三振を奪うなど、大活躍だった。

 マリナーズ先発は、ベテランのモイヤー。3回まで無失点に抑えていたが、4回、マニー・ラミレスに今季29号ホームランを浴びると5、6回にもゲーブ・カプラー、デービッド・オーティスのタイムリー、トッド・ウォーカーの犠牲フライで6回途中までに計4点を失う苦しい投球だった。
 一方、マリナーズ打線は2回、回、ジョン・オルルドとランディ・ウィンを塁上において、マーク・マクレモアが先制のタイムリーツーベースを放った。3回にはブレッド・ブーンの30号ホームラン、4回にはブルームクイストの犠牲フライでそれぞれ1点ずつを挙げ、6回表終了時で4-4の同点だった。

 6回裏、エラーと内野安打などでマクレモア、D・ウィルソン、ブルームクイストが出塁。ここで打席に入ったのがイチローだった。マウンドにいるのはマイク・ティムリン。イチローが7球目、インサイドのファストボールを振りぬくと、ライナー性の打球はライトスタンドへ吸い込まれていった。勝ち越し満塁ホームラン。8-4となった。次の打席でも、観客は総立ちになってイチローに拍手を送った。

 ところが、7回から登板したマリナーズのアーマンド・ベニテスが8回、1死満塁からトッド・ウォーカーに押し出し四球を与え、なおもピンチ。ここでマウンドに向かったのがマリナーズの新守護神、長谷川だ。この日も長谷川の投球は圧巻だった。ゲーブ・カプラー、ケビン・ミラーから2者連続三振を奪い、ホームランが出れば同点というピンチを切り抜けた。9回もマウンドに上がった長谷川は、ラミレスに与えた四球のみで、無難に切り抜け、デービッド・オーティスを三振にしとめるとゲームセット。10-5でマリナーズが勝った。長谷川は連続無失点イニングを27にまで伸ばした。

レンジャーズの朴が今季絶望
今季2度もDL入りしているレンジャーズのパク・チャンホ投手が、今期中の復帰は不可能となった。パクは、6月8日以来胸部の痛みを訴えてDL入りしているが、先日コロラドで検査を受けた結果、今期中は投球しないよう主治医から勧められたという。2004年のスプリングトレーニングに照準を合わせ、体調と整える。

 今季は開幕から調子が上がらず4月29日に初めて故障者リストに入り、6月7日に復帰後初登板を果たしたが2回3失点でマウンドを降り、翌日に胸部の痛みを訴えて2度目のDL入り。韓国出身のパクは、ドジャース時代には2桁勝利を5回もマークし、2000年には18勝を挙げた好投手。しかし、レンジャーズに移籍した2002年からは3年間で10勝。今季にいたっては1勝もしていない。チーム3位の12884803ドルを稼ぐ高給取りがこの様子では、レンジャーズも強くなれない。

日本人選手情報
松井 オリオールズ戦5打数1安打 また打率下げた。初盗塁決めたけど。
イチロー レッドソックス戦5打数3安打 上参照。
長谷川 レッドソックス戦1.2回無失点 上参照。
木田 カブス戦5回2失点 好投したけど援護がなくて1敗。

8月14日
2005年のオールスター開催地がデトロイトに決定!
ちなみに2004年はヒューストン。
 1971 ALL STAR
1971/7/13 AL-NL @Tiger Stadium
NL ALL STARS 0 2 1 0 0 0 0 1 0 . 4
AL ALL STARS 0 0 4 0 0 2 0 0 X . 6

(MVP)フランク・ロビンソン
(HR)ジョニー・ベンチ(NL)、ハンク・アーロン(NL)、レジー・ジャクソン(AL)、フランク・ロビンソン(AL)、ハーモン・キルブリュー(AL)、ロベルト・クレメンテ(NL)
ずいぶん気が早いが、2005年のオールスターゲームの開催が14日、決定した。場所は車の生産で有名な街“モータウン”ことデトロイトだ。ちなみに、2004年のオールスターはヒューストンでの開催が決定している。

 今回開催が決まったデトロイトは、タイガースがフランチャイズを置く都市で、球場は2000年にオープンしたばかりのコメリカ・パークだ。前回デトロイトで開催されたのは1971年で、当時はあのタイガー・スタジアムが使用されていた。71年のオールスターではレジー・ジャクソン(当時アスレチックス)が、当時パイレーツのドック・エリス投手から外野スタンドの屋根を越えて照明塔に直撃するという特大ホームランを放った、印象深いゲームだった(らしい)。コミッショナーのバド・セリグ氏は今回の決定について「デトロイトは全米でもっとも野球が盛んな都市のひとつ。オールスターを再び開催するのに特別な場所」と言った。

 現在、アメリカンリーグ中地区の最下位を独走しているタイガースだが、オールスター開催に向けて、奮起が期待される。開催球場となったコメリカ・パークは2000年に開場したばかりの新しい球場で、投手有利の球場としてやや不人気。シンボルはレフトに聳えるスコアボードで、球場全体がタイガースだけにトラ一色となっている。これから、ファンフェスタ会場などの準備が進められていくことになる。

停電の影響でシェイ・スタジアムのメッツ戦が中止
 豆知識
14日でアメリカ北部およびカナダの一部で発生した大規模な停電。15日午前までにはある程度回復が見られたが、地下鉄の運転再開などはまだ時間がかかる見込み。
停電の被害を受けた主な地域


14日、ニューヨークで起こった停電が、メジャーリーグにも影響を与えている。14日にシェイ・スタジアムで予定されていたメッツ対ロッキーズの試合が中止になった。また、この停電はトロントやデトロイト、クリーブランドなどの地域にも影響が出ているが、遠征に出ているためその他のカードは予定通り行われている。

 ニューヨークでは1977年以来となる大規模な停電。そのときは試合中だったため、試合は中断し、後日行われた。

日本人選手情報
松井 ロイヤルズ戦3打数1安打1打点 犠飛でチームに貢献
イチロー ブルージェイズ戦4打数無安打 連続試合安打ストップ
佐々木 ブルージェイズ戦1回1失点 犠飛で1点失う

8月13日
マーリンズが2夜連続サヨナラ勝ち、しかも劇的ホームラン
 BOX SCORE
2003/8/13 FLA-LA @Pro Player Stadium
Dodgers 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 . 1
Marlins 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 . 2

(W)バンブ(4-0)
(L)ビクター・アルバレス(0-1)
(HR)モーデカイ(2号)以上FLA
 プレーオフ進出を狙うマーリンズが、2試合連続のサヨナラ勝ちで、波に乗ってきた。13日のドジャース戦、同点の延長11回にマイク・モーデカイが放った打球は左中間へのホームラン。プレーオフをぐっと引き寄せる連勝だ。

 前日12日の試合は、ラモン・カストロのホームランでサヨナラ勝ちしているマーリンズ。本拠地プロプレーヤー・スタジアムで2試合連続のサヨナラホームランでの決着となった。

 3回、先制したのはマーリンズだった。ホアン・ピエールのセンター前タイムリーでアレックス・ゴンザレスが先制のホームを踏んだ。しかし、その後はドジャース先発のウィルソン・アルバレスも好投。マーリンズ先発のカール・パバーノは7回を無失点に押さえた。
 ところが、土壇場の9回に守護神ウーゲット・ウルビナガドジャース打線に捕まってしまう。ポール・ロデュカがタイムリー二塁打を放ち、ジェロミー・バーニッツが生還して、ドジャースは同点に追いついた。試合は2試合連続の延長戦に突入した。

 延長11回のマウンドに上がったのはビクター・アルバレス。先頭のルイス・カスティーヨが四球で出塁し、サヨナラのチャンスをつくる。しかし、ここで登場したイバン・ロドリゲスが併殺打に倒れ、この回も無得点と思われた。ここで打席に迎えたのはマイク・モーデカイ。この試合は代走で途中出場し、三塁に入っていた。モーデカイは見送りと空振りで簡単に2ストライクと追い込まれた。その後2球ボールが続き、5球目。ど真ん中のボールだった。迷わず振りぬいた打球は、大きなアーチを描いて左中間へ。劇的なサヨナラホームランとなった。試合を決めたのは、35歳のベテランの脇役の一振りだった。

混戦のNL中地区は2位カブスが首位アストロズに肉迫
 混戦模様を呈しているナショナルリーグ中地区では、首位アストロズと3位カブスが対決。カブスがこの試合を制したため首位と3位のゲーム差が1.5にまで縮まった。

 2回に先制したのはアストロズ。その裏、1点の援護をもらったアストロズ先発のロバートソンはアラミス・ラミレス、ダミアン・ミラーのタイムリー二塁打であっさりと逆転を許してしまう。一方、アストロズ打線はカブス先発のショーン・エステスから5回表に2点を奪い、逆転に成功した。
 アルーの決勝ホームランが出たのはその裏。モイセス・アルーがアストロズのジェリオーム・ロバートソンから逆転の3ランホームラン。これが決勝点となりカブスが6-4で勝った。

 決勝の3ランホームランを放ったアルーは言った。「俺たちは、ここ2、3週間すばらしい野球をやっている」確かな手ごたえを感じているようだ。今のチーム状態を維持できれば、98年以来のプレーオフも見えてくると思う。
順位表 アメリカンリーグナショナルリーグ

日本人選手情報
松井 ロイヤルズ戦4打数1安打 打率がまた下がった。
イチロー ブルージェイズ戦3打数3安打3打点 今日も大爆発だ!
長谷川 ブルージェイズ戦1回無失点 久しぶりの登板を無失点で抑えて一安心。

8月12日
復活シリング11Kで今季6勝目
 BOX SCORE
2003/8/12 CIN-AZ @Great American Ballpark
Diamondbacks 0 0 0 0 1 0 0 0 1 . 2
Reds 0 0 0 0 0 0 0 0 0 . 0

(Wシリング(6-6)
(L)ウィルソン(6-10)
(HR)フィンリー(19号)以上AZ
ダイヤモンドバックスのカート・シリング投手がようやく本領を発揮し始めた。12日のレッズ戦に先発したカート・シリング投手は7回無失点、11奪三振で6勝目。今季は前半戦に故障者リスト入りがあったりと、不本意なシーズンだが、やっと本領を発揮し始めた。

 敵地グレートアメリカン・ボールパークでの先発マウンドとなったシリング。初回からランナーを背負ったが、圧巻の2三振でこのピンチを切り抜けると、スコアボードに7回までゼロを並べた。打線も、シリング好投に応えてスティーブ・フィンリーがライトスタンドへ19号ホームランを放ってダイヤモンドバックスが先制。6回にはショーン・ケーシー、アダム・ダンの連打で走者を2、3塁に背負ったが、ブランドン・ラーソン、ラッセル・ブラニヤンを連続三振にしとめ、ピンチを切り抜けた。「今日は本当によい出来だった」とブレンリー監督もエースの好投を讃えた。
 その後はオロペサ、バルベルデ、マンティの継投で8、9回を無失点に抑えた。9回にはルイス・ゴンザレスの駄目押しのタイムリーヒットで追加点を奪い、2-0で快勝した。今日はエースが好投したことが一番の収穫だ。

「熾烈なるワイルドカード争い」アスレチックスが首位に
ナショナルリーグはフィリーズ、マーリンズ依然両者譲らず
 後半戦が始まって、1ヶ月たった今、ワイルドカード争いが激化している。ワイルドカード順位表
アメリカンリーグはレッドソックスとアスレチックス、ナショナルリーグはフィリーズとマーリンズが激闘を繰り広げている。日本では甲子園が盛り上がっているが、メジャーリーグもそれに負けない熱き戦いだ。

 アスレチックスは12日、本拠地ネットワーク・コロシアムにワイルドカード争いに同率で並んでいるレッドソックスと直接対決。アスレチックスはエース、バリー・ジートの好投やロング、チャベスのホームランなどでレッドソックスを5-3で下した。これで、アスレチックスはワイルドカード争いにレッドソックスに1ゲーム差をつけて首位に立った。また、3位にはホワイトソックスがいるが、6ゲーム差とやや離されている。アスレチックスは、レッドソックスとの直接対決をあと5試合残しており、どれも注目の試合となりそうだ。

 ナショナルリーグはマーリンズが0.5ゲームという僅差でフィリーズを上回って首位。マーリンズは12日、ドジャースとの延長13回の試合を5-4でサヨナラ勝ち。勢いがある。一方のフィリーズは12日はブリュワーズと対戦して6-3で敗れている。両チームのゲーム差は0.5で、かなりもつれた争いになっている。両チームの直接対決はあと6試合でいずれも9月。

日本人選手情報
松井 ロイヤルズ戦5打数1安打 元同僚のダレル・メイと対戦で1安打
イチロー ブルージェイズ戦4打数1安打1打点 レーザービームで走者刺す
長谷川 ブルージェイズ戦1回無失点 しびれる投球!またも無失点記録のばす
野茂 マーリンズ戦5回4失点 勝ち負け付かず
大家 ロッキーズ戦7回3失点 同じく勝ち負け付かず

8月11日
カブスのケリー・ウッドが史上最速の通算1000奪三振!!
 BOX SCORE
2003/8/10 HOU-CHC @Wrigray Field
Astros 0 0 0 0 2 0 0 0 1 . 3
Cubs 0 0 0 0 0 1 0 0 0 . 1

(W)ミラー(-)
(L)ウッド(9-11)
(HR)ビシオ(10号)以上HOU
 シカゴ・カブスの豪腕エース、ケリー・ウッド投手が11日のアストロズ戦に先発。9三振を奪い、自身通算1000奪三振に到達した。しかし、試合はアストロズがカブスを3-1で制した。メジャー通算134試合目での達成は史上最速のペースだ。

 前回のパドレス戦で10個の三振を奪い、節目の1000奪三振まで後9と迫っていたウッド。この日のアストロズ戦では4回までに7つの三振を奪う快投で、7回、ジェフ・ケントから三振を奪って地元シカゴのファンの前で達成した。
 この試合はウッドのメジャー134試合目の登板。この時点での達成はロジャー・クレメンス(ヤンキース)、野茂英雄(ドジャース)を上回る史上最速ペースで、将来は3000奪三振の期待がかかる。

 一方、この試合はプレーオフ進出を狙う両チームにとっても負けられない大事な試合。先発のウッドは三振こそ9つ奪ったものの、5回に3本のヒットを集められ、ジェフ・ケントのタイムリーなどで2失点。ウッドは9敗目を喫した。打線の方も、アストロズ先発のミラーの前にわずか5安打、1得点に終わった。試合に負けては、記録達成の喜びも半減だ。

両リーグ週間MVP発表・・・ガルシアパーラらを選出
両リーグは第19週の週間MVPを発表した。アメリカンリーグで選出されたのはレッドソックスのガルシアパーラ。先週の7試合では打率.438、4本塁打、14安打の打ちまくりだった。その他、候補にはルイス・マトス(オリオールズ)やジェイソン・ジアンビ(ヤンキース)などが挙がった。

 ナショナルリーグはドジャースのクローザー、エリック・ギャニエー投手が選ばれた。ギャニエーは先週、4試合に登板して被安打0、与四球0というまさにパーフェクトな投球。候補にはマイク・ローウェル(マーリンズ)、サミー・ソーサ(カブス)などが挙がっていた。

日本人選手情報
松井 ロイヤルズ戦4打数3安打2打点 今季15ホームラン&3安打の大暴れ
イチロー ブルージェイズ戦5打数3安打
佐々木 マイナーで調整登板。


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