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メジャーリーグのニュース。ほぼ毎日更新しています。

 ニュース(2003年7月) <<--BACK  NEXT-->>
7月20日
バグウェルが通算400本塁打を達成
 ヒューストン・アストロズのジェフ・バグウェル内野手が、20日のレッズ戦で通算400ホーマーを達成した。バグウェルはグレートアメリカン・ボールパークで行われたレッズ戦に先発出場し4回に、通算399号を放ち、6回、今季20号となるホームランで通算400本塁打を達成した。史上35人目の快挙で、現役選手には7人いる。

7月19日
パドレスがダイヤモンドバックスを完封
 BOX SCORE
ダイヤモンドバックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 . 0
パドレス 1 0 1 0 0 0 0 0 0 . 2

 STANDING
チーム W W L
1 ジャイアンツ 60 37 -
2 ダイヤモンドバックス 54 43 6.0
3 ドジャース 51 45 8.5
4 ロッキーズ 50 50 11.5
5 パドレス 36 63 25.0

 ダイヤモンドバックスはクアルコム・スタジアムでパドレスと対戦。パドレス先発のアダム・イートンら投手陣が奮起し、ダイヤモンドバックス打線を完封した。

 前日はバティスタが快投を演じ、ダイヤモンドバックスがこのシリーズで1勝している。パドレスは、ロレッタ、クレスコのタイムリーで初回にダイヤモンドバックス先発のブランドン・ウェッブから1点を先取、3回にも追加点を挙げた。
 パドレス先発のイートンは6回2/3を投げて散発6安打、1四球、7三振を奪う快投。その後はマイク・マシューズ、ジェイ・ウィタシック、ジェリー・オロスコ、ロッド・ベックの小刻みな継投で逃げ切った。

日本人選手情報
松井 インディアンス戦4打数1安打 打率は.300ちょうどに
イチロー ロイヤルズ戦5打数無安打 ロイヤルズ先発の元巨人メイに無安打

7月18日
イチロー9回土壇場で逆転満塁弾!!!
 BOX SCORE
マリナーズ 0 0 0 1 0 0 0 0 5 . 6
ロイヤルズ 1 0 1 0 1 0 0 0 0 . 3
マリナーズのイチロー外野手が1-3と2点を追うロイヤルズ戦の9回、自身初の満塁ホームランを放ち、4-3と逆転に成功した。

 後半戦の2戦目、ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムがイチローの満塁アーチに静まりかえった。9回表、2点を追う苦しい展開で、マウンドにはロイヤルズの守護神、マイク・マクドゥガル。9回の先頭打者、マルティネスが四球を選び、続くオルルッドがレフトフライの後、ベン・デービスがレフト前ヒット。ウィンが三振に倒れ、2死。反撃もここまでかと思われたが、ブルームクイストがライト前ヒットでつなぎ、メイブリーの内野安打でついに1点差に追いつき、なおも満塁で打席にイチロー。
 1ストライクからの2球目を思い切り叩いた打球は、ライトフェンスを越えて逆転の満塁ホームラン。9回裏は長谷川が1安打に抑えて、マリナーズは後半戦開幕2連敗を阻止した。

日本人選手情報
松井 インディアンス戦4打数2安打 マルチヒットで打率は3割まで復帰
イチロー ロイヤルズ戦5打数1安打4打点 最終回逆転グランドスラム
長谷川 ロイヤルズ戦1回無失点 6セーブ目挙げる
石井 カージナルス戦6回5失点 味方打線の援護で9勝目

7月16日
ヤンキースがメッツからアーマンド・ベニテスを獲得
 盛り上がったオールスターゲームも終了し、メジャーリーグはいよいよ後半戦に突入した。アメリカンリーグ東地区の首位をひた走るヤンキースはブルペンの補強にメッツからアーマンド・ベニテス投手を獲得した。

 ベニテスは、通算197セーブを挙げているベテラン投手。メッツではクローザーを務めていたが、ヤンキースでは主に中継ぎの役目を担う。このトレードで、メッツはヤンキースからジェイソン・アンダーソン投手、アンダーソン・ガルシア投手、ライアン・ビコンドア投手の3人を獲得した。今季のベニテスの成績は3勝3敗21セーブ、防御率は3.01。ヤンキースは3年ぶりのワールドチャンピオンに向けて余念がない。

ブルージェイズがスチュワートをツインズに放出
交換相手はボビー・キールティ外野手
 ブルージェイズとツインズの間で交換トレードが発表され、ブルージェイズがチームのリードオフマンであるシャノン・スチュワート外野手を放出し、ツインズから若手のボビー・キールティ外野手を獲得した。ブルージェイズは後日、もう1人をツインズへ放出する。

 スチュワートは、ブルージェイズの1番打者として99年から4年連続で3割を記録するなどブルージェイズ打線の中心的な役割を果たしてきたが、今季終了時点で契約が切れるため、これ以上年俸の上積みができないと判断。契約が切れる前に放出し、有力な若手を獲得するという苦渋の策に出た。資金不足の球団にみられる悲しい現実である。
 ブルージェイズが獲得したキールティは長打があるスイッチヒッターで、今季はここまで75試合に出場し、打率.252、9本塁打、32打点。

その他のニュース
  • アストロズのジェフ・ケントが復帰へ


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