6月5日 |
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エクスポズ主砲のゲレーロがのヘルニアで長期離脱へ |
エクスポズのスラッガー、ブラディミール・ゲレーロ外野手がプエルトリコ遠征中に検査を受けたところ痛みを感じていた腰のヘルニアが判明。故障者リスト入りの可能性もある。もし故障者リスト入りとなれば、ハムストリングを痛めた97年以来となる。
ゲレーロは腰の痛みを5月初旬のパドレス戦から感じていたそうで、木曜日に遠征中のプエルトリコにある病院でMR検査を受けた。その結果、腰のヘルニアが判明した。前のエンゼルストの2連戦でも計7打数1安打と精彩を欠いていた。腰の痛みが悪化したのは26日のマーリンズ戦。併殺打を放った際に痛め、翌朝はなんと、ベッドから起き上がることすら難しかったという!
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ヤンキースがトレードでルーベン・シエラ外野手を獲得 |
ヤンキースは5日、レンジャーズの外野手ルーベン・シエラをトレードで獲得した。シエラは95年から96年に一度ヤンキースでプレーしており、今回はヤンキースに復帰ということになる。
シエラは今季、ここまで43試合に出場、打率.263、3本塁打、12打点を挙げている。ヤンキースは、ニック・ジョンソンの戦線離脱以来ベンチに左打者がいないことを懸念したと見られる。事実、今ベンチにいる左打者はスイッチヒッターのエンリケ・ウィルソンのみとなっている。シエラはDHもしくはレフトでプレーすることが予想される。
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日本人選手情報 |
松井 |
レッズ戦5打数4安打3打点 |
打順7番降格で久々の大活躍 4号本塁打&3二塁打 |
イチロー |
フィリーズ戦5打数1安打0打点 |
1安打で好機に凡退もチーム9連勝 |
佐々木 |
フィリーズ戦1回無失点 |
9回のピンチを抑えて10セーブ目挙げる |
田口 |
Bジェイズ戦1打数1安打1打点 |
今季3打席目での初安打はタイムリー二塁打 |
新庄 |
ブリュワーズ戦1打数0安打0打点
ブリュワーズ戦1打数0安打0打点 |
ダブルヘッダー2試合両方に代打出場も
2打席とも結果残せず打率は.217に降下 |
6月4日 |
レッドソックスがヤンキース抜いてア・東地区首位に |
レッドソックスは4日、インターリーグの試合でパイレーツと対戦し、ロウの好投などで圧勝。この日同地区1位だったヤンキースがレッズに敗れたため、レッドソックスはついにア・リーグ東地区の首位に躍り出た。また、ヤンキースは3位のブルージェイズにも2ゲーム差に詰め寄られている。
レッドソックスとパイレーツはこの日ダブルヘッダーで2試合を行った。1試合目の先発は先日ダイヤモンドバックスからトレードで獲得した金。7回を投げて散発の5安打、1失点に抑える好投を見せ、首脳陣を安心させた。この試合、打線ではマニー・ラミレスが4打点の活躍だった。
2試合目のレッドソックス先発はロウ。こちらも7回を1失点の好投。ニクソンの先制ホームランなどで8-1で勝った。
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日本人選手情報 |
イチロー |
フィリーズ戦5打数4安打 |
イチローますます波に乗るチームも絶好調! |
佐々木 |
フィリーズ戦1回無失点 |
守護神 |
野茂 |
ロイヤルズ戦8回2失点 |
8回2失点好投も報われず今季6敗目を喫す |
新庄 |
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ブリュワーズ戦がまたも雨天中止に |
田口 |
ブルージェイズ戦0打数0安打 |
この日も8回から守備固めのみ |
松井 |
レッズ戦4打数1安打0打点 |
どうした極度の不振いまこそG魂を見せ付けろ |
6月3日 |
ソーサのコルクバット使用に衝撃・・・真相は? |
カブスのサミー・ソーサ外野手が3日の試合で芯にコルクの入ったバットを使用していたことが分かり、即退場となった。コルクが芯にはいっていると反発力が増し打球の飛距離が伸びることからメジャーリーグではもちろんコルクバットは禁止されている。
ソーサはこの試合の第一打席にゴロを放った際バットが真っ二つに折れ、捕手のホールが審判にバットを見せたところコルクがはいっていることが判明、カブスのベーカー監督にこれを見せて確認した後退場に処した。試合後記者会見に臨んだソーサは「バットを間違えただけで、意図的にやったものではない」と話した。
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ヤンキースの11代目キャプテンにジーターが就任 |
ヤンキース歴代キャプテン |
初代 |
H・チェイス |
任期1912-14 |
2代目 |
R・ペキンパー |
14-21 |
3代目 |
B・ルース |
22/5/20-22/5/25 |
4代目 |
E・スコット |
22-25 |
5代目 |
L・ゲーリック |
35/4/21-41/6/2 |
6代目 |
T・マンソン |
76/4/17-79/8/2 |
7代目 |
G・ネトルズ |
82/1/29-84/3/30 |
8代目 |
W・ランドドルフ |
86/3/4-89/10/2 |
9代目 |
R・ギドリー |
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10代目 |
D・マッテリングリー |
91/2/28-95 |
11代目 |
D・ジーター |
2003/6/3- |
歴史ある名門ヤンキースのキャプテンに、キャリア8年目のデレク・ジーター内野手が3日、就任した。遠征先のシンシナティ、グレートアメリカン・ボールパークで発表された。キャプテン制度の復活はドン・マッティングリー以来8年ぶり。
ヤンキースにはキャプテン制度があり、9112年にハル・チェイスが就任して以来途中で空白があったものの続いていた。今回、ジーターはオーナーのジョージ・スタインブレナーに指名を受け、スタインブレナーは「彼は性格もよく、すばらしいリーダーシップを見せている」と話した。スタインブレナーは今季のスプリングトレーニングが始まる前にジーターを「夜中の3時まで遊んでいるパーティーアニマルだ」などと非難し、話題になったが、今回ジーターはキャプテンの指名を受けて「とても光栄。スタインブレナーには感謝している」と話した。スタインブレナーはここまでキャプテンを設けなかった理由について「いつも一人の選手に責任を負わせることに対してとても慎重になっていた」とした。
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マリナーズ絶好調、現在7連勝 |
アメリカンリーグの西地区・マリナーズが好調だ。3日のインターリーグのフィリーズ戦を4-0で下し、連勝を7に伸ばした。現在同地区のアスレチックスに6ゲーム差をつけての首位である。
この試合、マリナーズにとってはおそらく(っていうかほぼ100%)最後のベテランズ・スタジアムでの試合。なぜなら、フィリーズは来季から新球場に移るからだ。マリナーズはベテランのモイヤー、フィリーズはエース格のウルフが先発し、2人とも好投した。特にモイヤーは7回を投げ、被安打4、8奪三振の無失点でリーグトップの9勝目(2敗)を挙げた。一方の打線は3回にブーンのホームランで先制、その後4、5回にも得点してモイヤーを援護した。
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日本人選手情報 |
イチロー |
フィリーズ戦4打数無安打0打点 |
無安打もエース、ウルフが敬遠 |
新庄 |
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ブリュワーズ戦が雨天中止に |
松井 |
レッズ戦4打数無安打 |
どうした極度の不振打率は.250に |
大家 |
エンゼルス戦3回8失点 |
プエルトリコでの試合3ホームラン浴びる |
田口 |
ブルージェイズ戦代走で出場 |
代走で出場してレンテリアのヒットでホームを踏む |
6月2日 |
5月の月間MVP発表 打はマルティネス、投はハラディ |
5月のアメリカンリーグの月間最優秀選手が発表され、マリナーズのエドガー・マルティネスDH、月間最優秀投手はブルージェイズのロイ・ハラディ投手が選出された。
選出されたマルティネスは両リーグ最多の30打点、10ホーマーを放ち、好調なチームに貢献した。候補には両リーグ月間最多安打のイチローも挙がっていた。
投手部門で選出のハラディは現在好調のブルージェイズにおいて先発した6試合すべての試合で勝ち投手になるという文句なしの受賞。現時点での8勝はリーグ5位、69奪三振はリーグ3位。
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月間MVP ナ・リーグはプホルスとブラウンに決定 |
ナショナルリーグも5月の月間MVP&最優秀投手を発表し、月間MVPにはカージナルスのアルバート・プホルス外野手、最優秀投手はドジャースのケビン・ブラウン投手に決定した。
選出されたプホルスはリーグ最多の10本塁打を放つなど、打撃好調。長打率、打率ともに高く、初めて月間MVPを受賞した。候補には26試合連続安打のケニー・ロフトン【パイレーツ】やラファエル・ファーカルらが挙がっていた。
投手はドジャースのケビン・ブラウン。昨年は怪我に泣き、年俸に見合う働きができなかった!が、今季5月は6試合で5勝。防御率は1.02と、完全復活。野茂やドライフォードとともにドジャース投手陣を支えている。ほかに候補にはビリー・ワグナー【アストロズ】が挙がっていた。
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カメラ壊したシリングが処分受ける |
先日スタジアムに設置してあるカメラを壊したダイヤモンドバックスのカート・シリング投手に対する処分が決定した。シリングは24日に登板したパドレス戦で審判の判定を不服とし、ベンチの横にあったカメラを叩き壊した。シリングは、罰金を素直に払うつもりがないようだ。
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日本人選手情報 |
イチロー |
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球宴ファン投票が外野手部門で現在トップにランクイン |
6月1日 |
クレメンス、またも通算300勝ならず |
通算300勝に王手をかけているヤンキースのロジャー・クレメンス投手がタイガース戦に先発。6回を6失点と打ち込まれ、またしても300勝はお預けとなった。
クレメンスは300勝に今回が2度目の挑戦。この日は5回までに7奪三振を奪ったもののキングセイルに2ランホームランを浴び、さらには味方のエラーもあり結局6回5失点でマウンドを降りた。しかし、この日は打線が5回までに7点を奪い、クレメンスが降板した時点では7-6と1点リードしていた。ヤンキースはリリーフにヒッチコックとオスーナを投入。しかしハルターの犠牲フライによってタイガースが同点に追いつき、クレメンスの勝ちが消えた。
試合は延長17回、ポサダとソリアーノがホームランを放ち、ヤンキースが勝った。
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マット・ウィリアムズ戦力外通告でカブスが獲得へ |
ダイヤモンドバックスのベテランサード、マット・ウィリアムズ内野手が戦力外通告を受け、カブスへの移籍を検討中であることが分かった。これは、先日ダイヤモンドバックスがレッドソックスとのトレードで三塁手シェーン・ヒレンブランドを獲得したため。
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日本人選手情報 |
イチロー |
ツインズ先欠場 |
今日は休養日。 |
長谷川 |
ツインズ戦1回無失点 |
最終回に9-5の場面で登板、無難に抑える |
松井 |
タイガース戦7打数1安打 |
このところ不調7打数1安打の大ブレーキ |
田口 |
パイレーツ戦1打数無安打 |
途中出場で今季2打席目はファーストライナーに倒れる |
石井 |
ブリュワーズ戦5回3失点 |
5回でなんと122球、勝敗つかずチームは3-4で負け |
新庄 |
ブレーブス戦2打数無安打 |
久々の先発出場も途中交代に |
5月31日 |
メッツに今季復帰のコーンが突然引退を表明 |
今季からメッツに現役復帰した大投手、デービッド・コーンが1日、本拠地シェイ・スタジアムにおいて突然引退を発表、17年間に及ぶ選手生活に自らピリオドを打った。
本人曰く、「体力的にもう無理だと判断した」。コーンは今年2月にメッツとのマイナー契約に合意。エキシビジョンシリーズでも好投して、先発ローテーションの枠に入った。4月4日にはメジャー契約を果たし、先発したゲームでは5回を無失点と好投した。ところがその後2試合負けが続き、4月下旬には故障者リスト入り。復帰後にリリーフで登板したものの、そこでも打たれてしまった。今季の成績は1勝3敗、防御率6.50。全盛期のころとは比べがたいものだった。
17年間に及ぶ輝かしいキャリアを簡単に振り返ってみると、81年にドラフト3位でロイヤルズに入団、88年にメッツに移籍し、この年20勝を挙げて大ブレイクした。そう、今回復帰したメッツはコーンにとって思い出深いチーム。91年、92年にはリーグ奪三振王に、93年に古巣ロイヤルズに復帰してエースの働きをした。99年エクスポズ戦では自身最初で最後の完全試合を成し遂げた。今回の引退会見では「チャンスをくれたメッツに感謝したい」と話した。
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アスレチックスのロン・ガント外野手が解雇 |
アスレチックスはベテラン外野手ロン・ガントの解雇を発表した。ガントは今季17試合の出場にとどまり、打率.146、ホームラン1、4打点と低迷していた。なお、ガントは38歳のベテランだが現役の続行を希望しており、今後は移籍先のチームを探すことになる。
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日本人選手情報 |
イチロー |
ツインズ戦5打数3安打1打点 |
2塁打を打てばあわやサイクルヒットという活躍 |
佐々木 |
ツインズ戦1回無失点 |
9セーブ目を挙げる |
松井 |
タイガース戦4打数ノーヒット |
4試合ぶり無安打、守備でもまずいプレー |
新庄 |
ブレーブス戦4打数1安打2打点 |
3回に逆転二塁打放つ |