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2003年のディビジョンシリーズ用のスコアボード。

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 ワールドシリーズ第3戦
10/21 @プロプレーヤー・スタジアム 天候:大雨 試合時間:3時間21分 観衆:65731人
Matsui,you are MVP!? Becket was good,but...
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H R
Yankees 0 0 0 1 0 0 0 1 4 6 6
Marlins 1 0 0 0 0 0 0 0 0 8 1
■勝利:マイク・ムシーナ(1勝)
■敗戦:ジョシュ・ベケット(1敗)
■セーブ:マリアーノ・リベラ(1セーブ)
■二塁打:デレク・ジーター(2)、ホアン・ピエール(1)、イバン・ロドリゲス(1)、アレックス・ゴンザレス(1)
■三塁打:-
■本塁打:バーニー・ウィリアムズ(2号)、アーロン・ブーン(1号)
■盗塁:-
■失策:アーロン・ブーン(1)
MARLINS
1勝1敗で迎えた第3戦は大雨の中での投手戦。最終的にヤンキースのムシーナに軍配が上がった。前日の移動日を挟み、この試合はマイアミのプロプレーヤー・スタジアムで行われた。マーリンズがフロリダの地にワールドシリーズをつれてきたのはもちろん7年ぶり。そのワールドシリーズを一目見ようと、スタンドには6万人を超えるファンが詰め掛けた。普段は閉鎖されている外野後方のアッパーデックも満員の観客で埋まった。ところが、この試合は開始前から雨が降り続いており、とてもコンディションがよい状態ではなかった。

 マーリンズ打線は1回、立ち上がりのムシーナに襲い掛かる。1番のピエールが出塁し、2死2塁のチャンスからキャブレラがライト前へはじき返し、タイムリー。1点を先制した。

 ヤンキースが同点に追いついたのは4回。2死満塁のチャンスでフルカウントからポサダが四球を選び、同点に。ここまで好投していたマーリンズ先発のベケットは四死球で同点に追いつかれてしまった。しかし、そのあとは両投手ともに好投。ともに得点を許さなかった。しかし、次第に雨脚が強まり、7回途中、ついに試合は中断してしまった。グラウンドには防水のシートがかけられ、雨が弱まるのを待った。数分後、グラウンドキーパーによって内野に土が撒かれ、試合は再開した。

 マーリンズは7回、勝ち越しのチャンスを迎える。2死2塁、ここで打席に入った1番ピエールはここまで2本のヒットを放つなど、ムシーナを攻略していた。そこで、ヤンキースのバッテリーはピエールを敬遠。この試合2三振のカスティーヨとの勝負を選んだ。カスティーヨはここまでの2打席で、カーブにタイミングがあっていなかった。ところが、ムシーナが投じた初球はど真ん中のファストボールだった。カーブを予想していたであろうかスティーヨはこのボールを見送り、カウントは0-1。このあと、膝元へのカーブ2球をカスティーヨは空振り、三球三振。ムシーナは勝ち越しのピンチを切り抜けた。

 ピンチのあとには――というとおり、ヤンキースは8回の表勝ち越しに成功する。1死後、打席に入ったのはジーター。マーリンズ先発のベケットから唯一ヒットを放っていたのがジーターだった。そのジーターが一塁線を破る二塁打で出塁。絶好のチャンスを迎えた。この場面で、マーリンズのベンチは動いた。マッキオン監督は、好投していたベケットに代え、1戦目で好投したドントレル・ウィリスをマウンドへ送り込んだ。好投していたベケットは満員の観衆から大きな拍手を受けてベンチに下がった。

 ところが、ウィリスは続くジアンビを四球で出塁させてしまう。2死後、打席に迎えたのは松井だった。カウント0-1から放った打球はショートの横を抜けてレフト前ヒット。ジーターが生還し、ヤンキースがついに勝ち越しに成功した。

 そのあと登板したフォックス、ルーパーもヤンキース打線に捕まり、バーニー・ウィリアムズのポストシーズン新記録となるホームラン、アーロン・ブーンのホームランで結局9回に4点。終わってみれば、6-1というスコアだった。
 AB  R  H  RBI  BB SO AVG
ピエール 3 1 2 0 1 0 .500
カスティーヨ 4 0 0 0 0 3 .231
ロドリゲス 4 0 1 0 0 0 .200
キャブレラ 4 0 2 1 0 2 .182
リー 4 0 0 0 0 0 .167
ローウェル 4 0 0 0 0 2 .083
コナイン 4 0 2 0 0 0 .333
ゴンザレス 3 0 1 0 0 1 .111
エンカーナシオン 1 0 0 0 0 1 .286
ベケット 2 0 0 0 0 2 .000
ウィリス 0 0 0 0 0 0 .000
フォックス 0 0 0 0 0 0 .000
ルーパー 0 0 0 0 0 0 .000
ホランズワース 1 0 0 0 0 0 .000
Totals 34 1 8 1 1 11  
■2番のカスティーヨが3三振。全体的に観ると、ヒットは打ったが打線のつながりにかけたという感じだった。
 IP  H  R  ER  BB SO HR ERA
ベケット 7.1 3 2 2 3 10 0 2.45
ウィリス 0.1 1 0 0 2 0 0 0.00
チャド・フォックス 0.2 1 2 2 1 1 1 10.80
ルーパー 0.2 1 2 2 0 1 1 10.80
■ベケットは好投報われず。8回途中まで2失点に抑え、あとアウト5つというところで降板した。松井に決勝打を許した後、9回は本塁打攻勢で4点を失ってしまった。

YANKEES
 AB  R  H  RBI  BB SO AVG
ソリアーノ 4 1 0 0 1 3 .167
ジーター 4 3 3 0 0 1 .417
ジアンビ 2 0 0 0 2 1 .125
デルーチ 1 0 0 0 0 0 .000
ウィリアムズ 5 1 1 3 0 1 .364
松井 3 0 1 1 1 1 .455
ポサダ 2 0 0 1 2 0 .000
ガルシア 3 0 0 0 0 0 .400
シエラ 1 0 0 0 0 1 .000
リベラ 0 0 0 0 0 0 .000
ブーン 4 1 1 1 0 1 .167
ムシーナ 3 0 0 0 0 3 .000
ジョンソン 1 0 0 0 0 0 .333
Totals 33 6 6 6 6 12  
■今日も松井が決勝打。2番のジーターは先発野手が苦戦していたベケットを序盤から攻略して3安打を放ち、決勝タイムリーの呼び水にもなった。
 IP  H  R  ER  BB SO ERA
ムシーナ 7.0 7 1 1 1 9 1.29
リベラ 2.0 1 0 0 0 2 0.00
■先発ムシーナの好投に尽きる。7本のヒットを打たれながらも四球を1つしか出さなかった。ヤンキースは守護神のリベラを8回から投入し、2イニングを投げさせた。









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