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2003年のリーグチャンピオンシップ用のスコアボード。

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ALリーグチャンピオンシップ NYY-BOS | FLA-CHC
NewYork YANKEES × Boston REDSOX
10/8 @ヤンキー・スタジアム
Red Sox won!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H R
RedSox 0 0 0 2 2 0 1 0 0 13 5
Yankees 0 0 0 0 0 0 2 0 0 3 2
■勝利:ティム・ウェイクフィールド(1勝)
■敗戦:マイク・ムシーナ(1敗)
■セーブ:スコット・ウィリアムソン(1セーブ)
■本塁打:デビッド・オーティス(1号)、マニー・ラミレス(1号)、トッド・ウォーカー(1号)

アメリカンリーグのリーグチャンピオンシップがナショナルリーグに1日遅れて開幕。初戦は3本のホームランを放ったレッドソックスがヤンキースを5-2で下した。ナックルボールを武器にするレッドソックス先発のウェイクフィールドと、ヤンキース先発のマイク・ムシーナで始まった試合は、序盤は投手戦。3回まで両投手とも得点を許さず緊迫した展開となった。

 均衡を破ったのはレッドソックスの指名打者デビッド・オーティスのバットだった。4回、ここまでプレーオフに入ってから不振だったマニー・ラミレスが出塁し、オーティスは打った瞬間それと分かるようなホームランをライトスタンドに叩き込み、レッドソックスが先制した。

 さらに、レッドソックスのホームラン攻勢は続く。5回、この回の先頭打者のトッド・ウォーカーにもホームラン。さらに2アウトまでこぎつけて、迎えたラミレスにもホームランを浴びてしまった。7回には2番手のジェフ・ネルソンもケビン・ミラーにタイムリーを浴び、5点差となった。

 ヤンキースはその裏、ポサダのタイムリーで1点を返し、さらに松井の犠牲フライでもう1点返し、3点差とした。しかし、反撃もここまで。9回はウィリアムソンが抑え、レッドソックスが1勝目を挙げた。
10/8 @ヤンキー・スタジアム
The counterattack of the empire of evil
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H R
RedSox 0 1 0 0 0 1 0 0 0 10 2
Yankees 0 2 1 0 1 0 2 0 X 8 6
■勝利:アンディ・ペティート(1勝)
■敗戦:デレク・ロウ(1敗)
■セーブ:-
■本塁打:ジェイソン・バリテク(1号)、ニック・ジョンソン(1号)

ヤンキースが本拠地での2戦目に快勝。勝敗を五分に戻した。ヤンキース先発のアンディ・ペティットは7回途中まで9安打を打たれたが2失点に抑える好投。打っては、ニック・ジョンソンのポストシーズン初となるホームランで先制し、効果的に追加点を加えたヤンキースが6対2で勝利した。

 昨日の試合に勝って波に乗っているレッドソックスは2回、ジェイソン・バリテクを二塁において、ダミアン・ジャクソンがタイムリーヒット。この日も幸先よく先制点を挙げた。

 だが、負けられないヤンキースはその直後、逆転に成功。2回裏、ヤンキースはこの回の先頭打者ポサダが出塁し、打席にはここ数試合連続安打&打点の松井。結局、この打席ではセカンドゴロに倒れてしまった。だが、続くニック・ジョンソンが自身ポストシーズン初のホームランをライトスタンドへ放り込み、一塁に残っていた松井も生還。逆転に成功した。

 さらに、ヤンキースはバーニー・ウィリアムス、松井秀喜のタイムリーヒットで5回までに4-1とリードを3点差に広げた。先発のペティートも7回にバリテクにホームランを打たれて降板するまで被安打9、与四球2、5奪三振、2失点の好投を見せた。

 最後は、守護神マリアーノ・リベラの登場。ヤンキースは7回にも追加点を加えたためリベラにセーブは付かなかったが、最後の打者は三球三振に仕留める圧巻の投球で、レッドソックス打線を寄せ付けずヤンキースを勝利に導いた。
10/11 @フェンウェイ・パーク
Clemens wins by the last pitching in Fenway
1 2 3 4 5 6 7 8 9 H R
Yankees 0 1 1 2 0 0 0 0 0 7 4
RedSox 2 0 0 0 0 0 1 0 0 6 3
■勝利:ロジャー・クレメンス(1勝)
■敗戦:ペドロ・マルティネス(1敗)
■セーブ:マリアーノ・リベラ(1セーブ)
■本塁打:デレク・ジーター(1号)

今季で引退のロジャー・クレメンスのフェンウェイ・パークでの最後の登板。一方のレッドソックスの先発はペドロ・マルティネスとMLBを代表する好投手の投げ合いとなった。試合中にファンと選手の小競り合いや乱闘も起きるなど、このカード独特の雰囲気があった。

 クレメンスは、ヤンキースに移籍するまでキャリアの大半をレッドソックスの選手として過ごしただけに、ここフェンウェイ・パークへの思いも強かったはず。ボストンのファンへの別れでもあった。それだけに、序盤の立ち上がりはやや力みが入ったのか、マニー・ラミレスのセンター前タイムリーヒットを打たれ、2点を失った。

 そのクレメンスをヤンキース打線は援護。2回、カリム・ガルシアのタイムリーで1点を返すと、3回にはキャプテンのデレク・ジーターがグリーンモンスターを越えるホームラン。同点に追いついた。 さらに、畳み掛けるようにヤンキースは4回、松井のエンタイトル二塁打で勝ち越すと併殺の間にもう1点追加し、4-2とした。そのあと、打席に立ったカリム・ガルシアはペドロ・マルティネスから死球を受ける。この時点で、両チームやファンの間には不穏な空気が漂い始めていた。

 そして、その裏、恐れていたことが起こった。4回裏、クレメンスが投じた速球がレッドソックスの主砲マニー・ラミレスの頭上を掠めたのだ。両軍総出の乱闘。この乱闘でペドロ・マルティネスの元に詰め寄ったヤンキースのドン・ジマー投手コーチが返り討ちに合い、軽い怪我を負った。さらに、ライトにあるヤンキースのブルペンでも小競り合いが生じていた。9回、ジェフ・ネルソンと球場のグラウンドキーパーが口論になり、仲裁に行ったカリム・ガルシアが負傷した。

 試合は、7回にレッドソックスが1点を奪い1点差に迫ったが、ヤンキースのリベラに抑えられ結局逆転はならず。ヤンキースが対戦成績を2勝1敗とした。


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